労働、賃金そして労働組合

 筆者は昨年に続き、2020年6月5日、大阪市立大学・人権問題研究センターが開講する「労働と人権」講座で一コマ授業を行った。今年のテーマは「労働、賃金そして労働組合」であった。授業といっても、今年はコロナ感染防止のため学生たちがキャンパスに入れないため、ビデオ録画による遠隔授業であった。
 この遠隔授業は、ライブ配信によるオンライン授業と異なって、学生の顔が見えない。笑いを取るのが難しい。学生の集中力に限りがあるため、40分程度できりあげることが求められたことから、授業時間が制約された。他方、パワーポイントへの音声挿入だけでなくアニメーション使用という慣れない作業によって、授業準備時間は何倍もかかった。
 今回のコロナ危機によって、日本におけるオンライン授業の導入の遅れが明らかになったが、筆者も身をもって実感した次第である。
 ビデオ授業は「オンデマンド授業」ともいえる。学生は繰り返し授業に参加できる。今回の授業では課題を出したが、ほとんどの学生が授業のエッセンスを理解していたことが分かった。
 また、ビデオ授業は学生以外にも公開することができる。ということで、筆者のビデオ授業に関心ある方は、下記からダウンロードしていただきたい(容量制限のため3分割しています)。

 労働、賃金そして労働組合1
 労働、賃金そして労働組合2
 労働、賃金そして労働組合3

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