カタルーニャ共和政協議会設置を決定-プッチダモン主宰の会議開かれる

 

10月22日 ワーテルロー(ベルギー)でカタルーニャ独立派が一堂に会する会議が開かれた。会議には、プッチダモン亡命首相が主宰して、CUP(人民連合-左翼政党)を除くすべての独立派政党及び市民団体が参加し、共和政協議会(Council for the Republic)を10月30日にカタルーニャ政府の一室に設置してコミン亡命大臣が運営を担当すると決めた。協議会は公的な組織ではない。トーラ首相はCUPにも参加を呼びかけ、30日までには説得すると発言した。

1年前の2017年10月27日、カタルーニャ議会は住民投票(10月1日)の結果を踏まえてカタルーニャ独立宣言を行ったものの、スペイン政府による州政府・議会解散・直接統治のために独立を実行することはできなかった。もし実行していれば流血に惨事になっていたといわれる(ANCの評価)。
しかし、住民投票、12月州議会選挙の結果をふまえれば、トーラ政府は独立を実行するべきだとの、市民団体等からの不満が噴出してきた(https://neoyamashita.kagoyacloud.com/2018/10/03/1yearafter/)。また、独立派政党間の不一致も随所に見られていた。こうした状況から、共和政協議会設置で、政党・市民団体が合意したことは大きな前進である。
他方、ガルシア・マルガロ前スペイン外相はラジオ番組において、カタルーニャ独立は暴力なしに達成できない、それは①憲法は独立を認めていない ②スペイン政府は平和裏にカタルーニャから撤退しないからだ、との見解を述べた。

政治犯の裁判開始手続きが始まる
10月25日、ヤレナ最高裁判事は住民投票を実行したカタルーニャ州政府閣僚(当時)及び市民団体リーダー24人に対する裁判を開始することを表明した。24人のうち6人は海外亡命、9人は拘留中である。ヤレナ判事は、検察に11月2日までに起訴状を提出することを求めた。このことは、9人の政治犯が、起訴されないまま1年を超えて拘留されていることを示している。

参考資料
https://www.elnacional.cat/en/news/puigdemont-catalan-council-republic-comin_316809_102.html?utm_source=Newsletter+ENGLISH&utm_campaign=04cadc2190-EMAIL_CAMPAIGN_2018_05_23_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_a9bc005625-04cadc2190-293793389

https://www.elnacional.cat/en/news/supreme-court-trial-catalan-independence-referendum_317976_102.html?utm_source=Newsletter+ENGLISH&utm_campaign=ba05b4926b-EMAIL_CAMPAIGN_2018_05_23_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_a9bc005625-ba05b4926b-293793389