カタルーニャ共和政協議会が海外活動活発化

 カタルーニャ政府海外亡命者を中心につくられている「共和政協議会」が3月5日に総会を開催して「組閣」を行うこととなった。代表にはプッチダモンが立候補する予定である。
 共和政協議会は亡命者たちがカタルーニャ独立のための対外活動を担う目的で結成された。加えて2021年7月スペイン会計院が、カタルーニャ政府の独立住民投票にむけた海外活動を「違法公金支出」と断定して、当時の閣僚等に罰金を科したことから、カタルーニャ政府の海外活動が制限されることとなったため、いっそうの重要になっている。

  アドリア・アルシナさんが「外相」に

 協議会がつくる「暫定政府」はこのほど、海外活動の中心をになう「外相」にアドリア・アルシナさんを任命した。アルシナさんは市民団体ANCの中心メンバーであるが、2018年10月に東京で行われた「フォーラム 自己決定を巡って カタロニア・沖縄」で報告講演を行った(写真)。
 アルシナさんは「外相」に任命されたことを喜び、カタルーニャ独立に対する支持を海外で拡大するために活動することにワクワクしていると語っている。日本での支持拡大に奮闘するであろう。

参考資料

https://www.elnacional.cat/en/politics/council-for-the-republic-plenary-puigdemont-president_713604_102.html?utm_source=Newsletter+ENGLISH&utm_campaign=cb21c5dab3-EMAIL_CAMPAIGN_2018_05_23_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_a9bc005625-cb21c5dab3-293793389
https://www.elnacional.cat/en/politics/court-of-accounts-catalan-officials-bail-million_624641_102.html
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