スペイン政府、独立運動=テロとキャンペーン

9月23日、スペイン治安警察はCDRメンバー9人をテロ容疑等で逮捕し7人を拘留しているが、その狙いが明らかになりつつある。

裁判所の取り調べや検察発表においても、CDRメンバーが爆発物を所持している証拠は出てこなかった。9月30日、スペインのメディアは亡命首相プッチダモンの妹がCDRメンバーとプッチダモンやトーラ首相との連絡役になっていたと報道した。しかし、妹がCDRメンバーと会ったと報道された日時には妹は父親の見舞いで病院にいたことが明らかとなった。妹はCDRメンバーと会ったことはないと発表した。
このようなでっち上げ逮捕、妹の関与キャンペーンがなぜおこなわれるのか。それはプッチダモンら亡命政治犯のスペイン送還を狙ったものと分析されている。
ドイツ裁判所等がスペインからの犯罪者引き渡し要請に対してこれを却下したのは、反逆罪等が立証できなかったからである。そこでスペイン政府は、プッチダモンたちがテロに関わっていることを訴えてスペイン送還を求めることにしたのである。

プッチダモンら亡命政治犯の送還をねらう

スペイン政府によるCDRメンバー逮捕は、10月第2週の政治犯最高裁判決への反発を予防するための先制攻撃といえる。カタルーニャ政府が逮捕に抗議することについて、サンチェス・スペイン首相率いる社労党は、テロを容認するものだと批判する。右派政党は、トーラ・カタルーニャ政府首相の解任動議を提出することを発表した。
こうしたスペイン政府の攻撃に対して、プッチダモンはカタルーニャ選出全議員会議を呼びかけた。それは、地方議員、カタルーニャ議会議員、スペイン国会議員、欧州議会議員すべてが参加して、最高裁が政治犯に有罪判決を行った場合の対応を話し合うための会議である。

独立住民投票2周年-各地でデモ

10月1日は独立住民投票2周年であった。カタルーニャ各地でデモが行われた。「10月1日を忘れない、諦めない、共和政実現、政治犯釈放」をアピールした。
また、カタルーニャ政府は「「言い訳なしに、カタルーニャ共和政を実現する」と表明した。

参考資料

http://www.catalannews.com/politics/item/puigdemont-claims-terrorism-allegations-aim-to-persuade-belgium-to-extradite-him?utm_source=newsletter_478&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter
https://www.elnacional.cat/en/news/demonstrations-catalonia-referendum-second-anniversary_425759_102.html?utm_source=Newsletter+ENGLISH&utm_campaign=8f45965e35-EMAIL_CAMPAIGN_2018_05_23_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_a9bc005625-8f45965e35-293793389