2021-09-14
「カタルーニャの日」2021に40万人がデモ
「カタルーニャの日にあたる」9月11日、バルセロナでは市民団体ANC及び Òmniumが主催する集会に400,000人(警察発表108,000人)が参加した。
2017年の独立住民投票で扇動罪に問われて禁固刑に服していたリーダーたちは、減刑措置によって出獄し、4年ぶりの集会参加であった。この9・11の取り組みには2年前には180万人が参加していたがコロナ下で参加者は減少した。それでも欧州コロナ下での大衆集会としては最大規模のものになった。
主催者は、カタルーニャ政府に対して、独立のための行動することを求めた。
1年半ぶりにスペイン政府とカタルーニャ政府の協議
9月14日(水)に行われる協議では、カタルーニャ政府は政治犯恩赦、自己決定承認を議題にもちこむが、スペイン政府はこれらの議題を受け付けないとしている。
カタルーニャ政府内ではERCとJuntsは独立の過程について意見を異にしている。前者はスペイン政府の昇任による住民投票、後者はすでに住民投票の結果は出ているのだから一方的独立である。スペイン中央政府が独立を認めない中で、カタルーニャ政府の独立戦略が試される。
参考資料