9月14日、カタルーニャで2020-2021の新年度が始まり、6か月ぶりに150万の生徒たちが登校した。新型コロナ感染防止対策が厳密に行われ、生徒たちは固定グループ(stable coexistence groups)ごとの分けられて教員とともに学習行動する。
固定グループは上限が20人となっているが、20人を超える場合でも固定グループを分割することはない。この少人数グループを維持するために、8,162(5,321が教員)の教職員が新規採用された。それでも、800人の教職員が感染の疑いがあることから病休をとっている。
今年の「Diadaカタルーニャの日」
カタルーニャが1714年9月11日スペイン帝国(ブルボン王朝)に占領された日を記念して、9月11日はDiadaと呼ばれる。例年カタルーニャ独立のための行動が行われるが、今年は新型コロナ感染を防止するために、131か所に分散して行われ、参加者も制限された。会場に参加できない人は、17時14分にバルコニーに姿を現すとりくみとなった。
スコットランドが独立住民投票へ
9月1日、スタージョン・スコットランド首相が2021年5月総選挙前に独立住民投票を行うと発表した。イギリス政府の同意なしに一方的実施はしないことも明らかにした。同首相は「スコットランド人は、その意思に反してイギリスの監獄に入ることはないだろう」と発言した。
参考資料
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